稼げるブログと稼げないブログの違い 稼げないジャンルの具体例も紹介

こんにちは。

今回は稼げるブログと稼げないブログの違いを紹介していきます。多くの初心者が挫折してしまう原因は稼げるブログの特徴を知らないから。そのせいでジャンル選びを間違ってしまうからです。

がむしゃらに毎日記事を更新していればブログで稼げると勘違いしてしまいそうになりますが、ちゃんと戦略を立てたブログを作らないとゴールに辿り着くことはできません。

そこで今回は稼げるブログの特徴から具体的なジャンルを上げながら稼げないブログの特徴を紹介していこうと思います。

目次

稼げるブログの特徴

稼げないブログの具体例をあげる前にどんなブログを作ったら稼げるようになるのかを考えていきます。なぜなら稼げないブログを作らないことが成功の秘訣だからです。

逆に成功できるブログの特徴を知れば稼げないブログを作らないためのヒントにもなるでしょう。

自分の資産になる

まず大切なのは資産になるブログを作るということです。ブログをやるメリットはなんと言っても自動的にお金を稼げる仕組みを作れることだからです。

どう言うことかと説明しますと、会社で働いてお金を稼ごうとした場合は職場に通勤して与えられた仕事を果たした結果として給料がもらえます。働いた分だけ確実にお金が手に入るので安定はしているのですが、一緒に時給という考えかたがつきまとってきます。

「僕は正社員だから月給で給料をもらっているよ」なんて人は自分の給料を働いた時間で割ってみてください。8時間労働で20日間勤務したら160で給料の額面金額を割れば大丈夫です。

もっと言ってしまうと通勤時間や仕事中の休憩時間も拘束時間として発生するので、生活の中で会社に使っている時間に対する給料は計算したお金以上に少ないです。

ところがブログの場合は例えば自分が寝ている間もサイトを閲覧してくれる人はいるので、その間も自分の利益は発生し続けます。このブログが寝ている間も代わりに働き続けてくれると言うのが「仕組み化」です。

この働いた時間だけお金を稼ぐことを「フロー収入」と言います。それに対して仕組みでお金を稼ぐことを「ストック収入」と言います。

フロー収入とストック収入の違いについては以下の記事でも解説しているので、詳しく知りたい人は参考にしてみてください。

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ブログはストック収入なので、そこで稼げるようになれば先ほどから説明しているようにお金が自動で入ってくる仕組みを作ることができます。つまり資産になるのでブログに必要な記事を書き上げてしまえば、たまに少しだけメンテナンスをしてあげれば労力をかけなくても一定の収入を作れます。

ブログはオワコンと言われてしまうこともありますが、稼げる副業として紹介されるのは今までに説明したような理由があるからです。ちなみに私はブログをオワコンだとは考えていません。

その理由については以下の記事で詳しく説明しているので気になった人はチェックしてみてください。

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読者にメリットを与えるブログ

それでは稼げるブログとはどんなブログを指すのでしょうか?

その答えは読者にメリットを与えることができるブログです。よくブログの記事を書くなら読者の悩みを解決する記事を書けと言われますが、それは悩みを解決することが読者のメリットにつながるからです。

悩みを解決するというと人生相談のようなものを想像してしまうかも知れませんが、例えば売れ筋のスマホに興味を持った人に向けて書いたスマホの紹介記事も「こういうこともできるんだ」「こんなところがすごいんだ」と感動させることができたら十分に悩みごとを解決していることになります。

売れる商品がある

そしてブログで稼ごうと思ったら自分が売るための商品がなくてはいけません。ブログの記事を書くときに「日記になってはいけない」と言われます。

例えば、近所のおいしいラーメン屋を紹介したとして何を売れば良いんでしょうか。聞かれても質問に答えられる人は多くないと思います。

売る商品がなければGoogleアドセンスなどのクリック型広告で稼ぐ手段もありますが、広告を1回クリックしてもらっても入ってくるお金は数十円ぐらい。その1回クリックしてもらうために何十倍から何百倍の読者が必要なので微々たるものです。

同じだけの人数に売れたら1,000円の報酬がもらえる商品を買ってもらうのと比べたら効率は全然違います。だからブログで稼ごうと思ったら売るための商品がなくてはいけません。

成約率の高いブログを作るためには、ブログに取り掛かる前にASPでどんな広告の取り扱いがあるか、これからやろうとしているのはちゃんと取り扱いの多いジャンルなのかを確認していけば大丈夫です。

少し上級編になりますが、売るための商品は誰かの商品でなくて自分の商品でも構いません。例えばnoteで書いた記事だったり、BOOTHとかで売っているハンドメイド製品なら引かれてしまうお金が減りますし、ツイッターなどSNSでの宣伝もしやすいでしょう。

稼げないブログジャンルとは

稼げるブログの条件が分かったところで稼げないブログのジャンルとはどんなブログなのかを紹介していこうと思います。まずひとつ目は「トレンドブログ」です。

稼ぎやすいと言われることもあるトレンドブログですが、ブログで稼ぎたいと思った初心者が作るジャンルとしては適していません。もっと言ってしまえば有名なインフルエンサーの人でも稼ごうと思ったら手が出しづらいジャンルになります。

なぜトレンドブログは作っていけないのか。

なぜなら、その理由はトレンドブログの特徴が稼げるブログの特徴と真逆だからです。

  • 大手との競争が激しいから
  • 資産にならないから
  • 単価が安いから

はっきり言ってブログでやってはいけないことの数え役満です。おすすめはしませんがメリットもあることはあります。

  • 特別なスキルが必要ないから
  • SNSで話題になりやすいから

つまり参入障壁が低くて瞬間風速が高いのですが、例え爆発したとしても維持するのがスゴく難しいです。原因はやりかたが悪いと言うよりもトレンドブログのデメリットなのでメリットよりも数倍足を引っ張っています。

どうしてトレンドブログのデメリットが厳しいのか理由について詳しくみていきましょう。

競争が激しいから

トレンドブログでは検索で上位を狙うことはできません。たとえ一瞬だけ検索で上位表示できたとしても、すぐに素人のブログなんて姿を消してしまうでしょう。

それにはドメインパワーと呼ばれる数値が関係してきます。詳細は省きますが、簡単に言ってしまうとドメインパワーが高いサイトほどGoogleから評価されているってことになります。

例えばあなたが芸能人の浮気をネタにしてブログの記事を書いたとしましょう。でも、これに新聞社や大手メディアが乗り込んでくるんですよ。そうなってくるともれなく力の差を思い知ることでしょう。

力のある相手と戦うには量よりも質で勝負をするしかないのですが、芸能トレンドなんかは誰が記事を書いても内容に差を出しにくいジャンルなので相手をしようと思わないほうが賢明です。

資産にならないから

トレンドブログはなま物だとよく言われます。鮮度が大事だと言われるように、いち早くネタを取り上げないと物にはできませんし、できたとしてもそれほど時間がたたずに腐ってしまいます。自分の資産になり得ません。

ブログからの利益を維持するためには、次々に新しい記事を書き続けなくてはいけないので会社で働いているのと同じように労働からしかお金を生み出すことができません。外部からライターとディレクターを雇って事業規模にできればお金を出すだけですむかも知れませんが、それだとハードルが爆あがりになってしまいます。

次に話すような理由でそもそもの収益もあげにくいので、よっぽどじゃないと出した分のお金をブログで回収できないでしょう。

単価が安いから

稼げる理由でもお話ししましたが、ブログの収益を考えたときに単価は非常に重要な立ち位置を占めています。同じ1万円を儲けようと思ったときに単価が10円だと1000個も売らないと稼げないのに対して1,000円のものなら10個売れば良いのだから楽なのはどちらかひと目でわかると思います。

そして単価1,000円のものを売るのと10円のものを売るのでは10円のほうが簡単なんじゃないのか疑問に思う人がいるかも知れませんが、意外なことに両方を比べたときの労力はあまり変わりません。

話を元に戻してトレンドブログが稼げない理由ですが、単純にトレンドブログで扱えるようなアフィリエイトの案件がないからです。そうなるとGoogleアドセンスやAmazonアソシエイトを中心に小さい利益を積み上げていくしかありません。

トレンドブログで生計を立てていこうとすると膨大なアクセス数が必要になってしまい。アクセス数を得るためには次々と新しい記事を書いていかなくてはいけなくなって……、その先に待っているのは会社員のほうがマシなぐらいの労働地獄かもしれません。

YMYLジャンル

同じくブログで稼いでいる人から嫌われてしまっているのがYMYLと呼ばれているジャンルです。このYMYLとは何のことか説明しますと「Your Money Your Life」の頭文字を取ったもの、つまり誰かのお金と健康にまつわる商品を取り扱ったジャンルです。

具体的な例をあげますと「病気の原因」「投資」「宗教」のような専門的な知識を必要とするテーマだけじゃなく「フィットネス」「青汁」「脱毛」「クレジットカード」のような幅広いテーマがYMYLジャンルになります。やってはいけないとは言ったもののYMYLに関しては絶対にダメとは言い切れないのが現状です。

なぜなら、幅広すぎてどこまでがYMYLになって影響がどのぐらいあるのかという疑問に関してガイドライン以上のことはGoogleにしか分からないからです。ある記事のアクセス数が想定よりも上がらないと思ったらYMYLに引っかかっていたとかも全然ありえる話です。

あえてYMYLになるようなジャンルのブログを作るのは自分から稼ぎにくくしているのでやめたほうがいいですが「この記事はYMYLになってしまいそうかな?」と疑問に思ってしまう程度なら掲載してから様子を見たほうが間違いがありません。

検索上位を企業が占めているようなジャンル

GoogleやYahoo!で検索順位を調べたときに企業が上位を独占しているようなジャンルも稼げません。現在、ブログで重要と呼ばれている要素が3つあってExpertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとって「E・A・T」と呼ばれます。

簡単に言ってしまうと間違いのない記事を有名な専門家(企業)が書いているかをGoogleは重視しているということです。例えば転職ジャンルだと「40代 転職」などと入れて検索しても有名なリクルート企業しか出てきません。

そんな相手より専門性と権威性も持って信頼される記事を書こうというのはまず不可能です。もし狙おうと思ったらキーワードを工夫して外堀からうまく埋めていくしかありません。その外堀も埋まってきているんですが……。

興味がないジャンル

ブログの読者に満足してもらえるような質の高い記事を投稿するためには自分が内容に興味を持てなくてはいけません。そのジャンルのブログを運用するのに必要な知識を学んでいくためには興味がないと調べられないのはもちろんですが、ブログの記事に熱量がないと良い記事っていうのは中々書けないんじゃないかと思います。

文章力は高いんだけど淡々とした印象の記事と、文章は雑なんだけど好きなことが伝わってくる記事だとどっちが読みたいですか?

記事を最後まで読んだときに「この商品を買いたいな」「私も欲しい!」って思わせるのは後者だと思います。

【まとめ】資産価値のある稼げるブログを作ろう

ブログの良いところはなんと言っても自分の資産になることです。収入源を自動化することで労働とお金を切り離して考えることができるのがブログの最大のメリットです。

そうはいうものの稼げるブログを作るのは簡単なものじゃなく、稼げるブログを作るには早くて半年以上の期間が必要だと言われています。そして稼げるブログを作るにはがむしゃらに毎日記事を投稿し続けるだけでは実現することができません。

  • 読者のメリットになること
  • 読者に訴求したい商品があること

それが稼げるブログの最低条件です。また最初のジャンル選びで失敗してしまえば稼げるブログを作ることはできません。記事の内容をざっとおさらいしてみましょう。

「トレンドブログ」は爆発した時は儲かるかも知れませんが、再現性が低いので稼ぎ続けることは難しいでしょう。またトレンドで稼ぐためには新しい記事を作り続けなくてはいけないのもマイナスです。

「YMYL」「企業が強いジャンル」は集客が難しいので戦略をしっかり立てないと勝算はありませんし、そこまでやったからといって勝てるとも限りません。

そもそも「興味のないジャンル」はブログの記事に必要な情報を仕入れるのが嫌になって挫折の原因になってしまいます。無理して続けられたとしても読者の心に届くようなブログを書けるかどうかというのも疑問です。

最後に稼げないジャンルの特徴を知れば稼げるブログを作るのに一歩近づくことができます。なぜなら稼げない方法を取らなければ稼げる確率はぐんとアップするからです。

この記事を読んで「参考になったよ」という人が居ればツイッターへのリプライやダイレクトメッセージ、もしくはメールフォームからひと言でも反応をいただけると幸いです。「ここ間違っているんじゃないの?」という指摘も歓迎します。

みんなで頑張って自由への道を歩んでいきましょう。

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